Uipathにおける文字列操作の方法をいくつか紹介します。
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文字列を結合するときは、「”あなたの趣味は” + hobby + “です。”」のように、+(プラス)で結合します。
文字列は””(ダブルクォーテーション)で囲み、変数はそのまま変数名を。
文字や数値の前後の空白・スペースを削除する方法
文字や数値の前後の空白・スペースを削除するには、trimを使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値を変数に書き込み空白を削除して表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
“st.trim”
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。表示する際、.trimを使うことで、値の前後に存在する空白・スペースを削除して表示することが出来ます。TrimStartとすることで前の空白だけ、TrimEndで最後尾の空白だけ削除することもできます。
文字列や値を任意の桁数まで0埋めする方法
文字列や値を任意の桁数まで0埋めするには、PadLeft、PadRightメソッドを使用します。
<メッセージボックス>
・テキスト
a.PadLeft(10,”0″c)
「a.PadLeft(10,”0″c)」でaという変数の値を10桁になるまで先頭から0埋めしています。最後尾から0埋めしたい場合はPadRightを使います。
「a.PadLeft(10)」とすると。半角スペースで10桁まで埋められます。
英字を大文字・小文字に変換する方法
英字を大文字・小文字に変換するには、toLower・toUpperを使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値を小文字に変換して表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
“st.toLower”
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。
表示する際、toLowerを使うことで、小文字に変換しています。toUpperを使うことで小文字を大文字に変換することもできます。
文字の長さ・文字数を取得する方法
入力された文字の長さ・文字数を取得するには、Lengthを使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値の文字数をメッセージボックスで表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
“st.Length”
ここでは、stと言う変数に格納された値の文字数・長さをメッセージボックスで表示しています。
ひらがな・カタカナに変換する方法
文字をひらがな・カタカナに変換するには、StrConv関数を使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値をひらがなに変換して表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
StrConv(st, Microsoft.VisualBasic.VbStrConv.Hiragana ,&H411)
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。
表示する際、StrConvを使って、ひらがなに変換しています。
「StrConv(st, Microsoft.VisualBasic.VbStrConv.Katakana,&H411)」とすることでカタカナに変換できます。
全角・半角に変換する方法
英字を全角・半角に変換するには、StrConv関数を使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値を全角に変換して表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
StrConv(st, Microsoft.VisualBasic.VbStrConv.Wide,&H411)
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。
表示する際、StrConvを使って、全角に変換しています。
「StrConv(st, Microsoft.VisualBasic.VbStrConv.Narrow,&H411)」とすることで半角に変換できます。
任意の文字を置換する方法
任意の文字を置換するには、Replaceを使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値を変数に書き込みスラッシュを置換して表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
st.Replace(“/”,”-“)
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。表示する際、Replaceを使い、スラッシュをハイフンに置換して表示しています。もしスラッシュを消したい場合は「st.Replace(“/”,””)」とすることでスラッシュを消すことができます。
任意の文字数で文字を切り取る方法
任意の文字数で文字を切り取るには、Substringを使います。
↓の例では、入力ダイアログから入力された値を変数に書き込み文字を切り取って表示しています。
<メッセージボックス>
・テキスト
a.Substring(3)
ここでは、stと言う変数に格納された値をメッセージボックスで表示しています。表示する際、Substringを使い、開始位置3から最後尾までの文字を切り取っています。aには”あいうえお”と言う文字が入っている場合、”えお”が返ってきます。
例えば、「a.Substring(1,2)」とすることで、開始位置1から2文字取り出すことが出きます。この場合は”いう”が取得できます。開始位置は1文字目が開始位置0となります。
任意の文字や値以降の文字列を切り取る方法
任意の文字や値以降の文字列を取得するには、SubstringとIndexOfを使います。
<メッセージボックス>
・テキスト
b.Substring(b.IndexOf(“-“)+1)
ここでは、bと言う変数に、””あいう-えお”という値がセットされています。
この文字列から、ハイフン以降の文字を切り取ります。文字列を切り取るときにはsubstringを使います。substringでは切り取る開始位置を指定します。
開始位置はIndexOfで求めます。ハイフンの位置はb.IndexOf(“-“)で求めます。さらにハイフン以降の文字を切り取るのでプラス1しておきます。
これでハイフン以降文字を切り取って取り出すことが出来ます。
任意の文字列に改行を加える方法
任意の文字列に改行を加えるには、vbCrLfを使います。
<メッセージボックス>
・テキスト
a & vbCrLf &b
aとbの文字列を結合する際、間に改行文字を加えています。改行を表すvbCrLfを間に入れて連結させています。
任意の文字列にタブを加える方法
任意の文字列にタブを加えるには、vbTab を使います。
<メッセージボックス>
・テキスト
a & vbTab &b
aとbの文字列を結合する際、間にタブを加えています。タブを表すvbTabを間に入れて連結させています。
文字列や値を任意の桁数まで0埋めする方法
文字列や値を任意の桁数まで0埋めするには、PadLeft、PadRightメソッドを使用します。
<メッセージボックス>
・テキスト
a.PadLeft(10,”0″c)
「a.PadLeft(10,”0″c)」でaという変数の値を10桁になるまで先頭から0埋めしています。最後尾から0埋めしたい場合はPadRightを使います。