ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の操作方法まとめ

ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の操作方法をいくつか紹介します。

特定のセルを選択している状態にする方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで特定のセルを選択している状態にする方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで特定のセルを選択している状態にするにはActivateメソッドを使います。

<サンプル>
Sub test2()

Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“E2:F4”).Value = Range(“B2:C4”).Value
Range(“F4”).Activate

End Sub

セルに値を入力、その後、コピーをして最後にF4セルを選択状態にしています。選択状態にするには、Activateメソッドを使います。

選択した範囲や一覧表の値だけコピーする方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の値だけコピーする方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の値だけコピーするには、copyメソッドを使ってコピーします。

<サンプル>
Sub test6()
Range(“B1”).Value = “名前”
Range(“C1”).Value = “値”
Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“B5”).Value = Worksheets(“リスト”).Range(“B2”).Value
Range(“C5”).Formula = “=SUM(C2:C4)”

Range(“B1:C5”).Copy
Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
Application.CutCopyMode = False

End Sub

ここでは、「Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteValues」で、値のみコピーするモードで貼り付けしています。

選択した範囲や一覧表の書式だけコピーする方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の書式だけコピーする方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の書式だけコピーするには、copyメソッドを使ってコピーします。

<サンプル>
Sub test6()
Range(“B1”).Value = “名前”
Range(“C1”).Value = “値”
Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“B5”).Value = Worksheets(“リスト”).Range(“B2”).Value
Range(“C5”).Formula = “=SUM(C2:C4)”

Range(“B1:C5”).Copy
Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteFormats
Application.CutCopyMode = False

End Sub

ここでは、「Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteFormats」で、フォーマットのみコピーするモードで貼り付けしています。

選択した範囲や一覧表の値と計算式や関数をコピーする方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の値と計算式や関数をコピーする方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表の値と計算式や関数をコピーするには、copyメソッドを使ってコピーします。

<サンプル>
Sub test8()
Range(“B1”).Value = “名前”
Range(“C1”).Value = “値”
Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“B5”).Value = Worksheets(“リスト”).Range(“B2”).Value
Range(“C5”).Formula = “=SUM(C2:C4)”

Range(“B1:C5”).Copy
Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteFormulasAndNumberFormats
Application.CutCopyMode = False

End Sub

ここでは、「Range(“E1:F5”).PasteSpecial Paste:=xlPasteFormulasAndNumberFormats」で、値と計算式をコピーするモードで貼り付けしています。

指定した範囲や一覧表を書式も含めて移動(切り取り)する方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで指定した範囲や一覧表を書式も含めて移動(切り取り)する方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで指定した範囲や一覧表を書式も含めて移動(切り取り)するには、cutメソッドを使ってコピーします。

<サンプル>
Sub test9()
Range(“B1”).Value = “名前”
Range(“C1”).Value = “値”
Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“B5”).Value = Worksheets(“リスト”).Range(“B2”).Value
Range(“C5”).Formula = “=SUM(C2:C4)”

Range(“B1:C5”).Cut Destination:=Range(“E1”)

End Sub

ここでは、「Range(“B1:C5”).Cut Destination:=Range(“E1”)」で、書式も含めて丸ごと移動(切り取り)するモードで貼り付けしています。

選択した範囲や一覧表を書式を含めてコピーする方法

ここでは、ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表を書式を含めてコピーする方法を紹介します。

ExcelのVBA・マクロで選択した範囲や一覧表を書式を含めてコピーするには、copyメソッドを使ってコピーします。

<サンプル>
Sub test5()
Range(“B1”).Value = “名前”
Range(“C1”).Value = “値”
Range(“B2”).Value = “高橋”
Range(“B3”).Value = “鈴木”
Range(“B4”).Value = “田中”
Range(“C2:C4”).Value = 100

Range(“B5”).Value = Worksheets(“リスト”).Range(“B2”).Value
Range(“C5”).Formula = “=SUM(C2:C4)”

Range(“B1:C5”).Copy Destination:=Range(“E1”)

End Sub

ここでは、「Range(“B1:C5”).Copy Destination:=Range(“E1”)」で、B1からC5のセルに設定されている値や数式を書式も含めて、E1から始まるセルにコピーします。