UipathでのEXCEL操作方法まとめ

UipathでのEXCEL操作方法をいくつか紹介します。

>>Uipathでの文字列操作方法まとめ
>>Uipathでの入力ダイアログの操作方法まとめ
>>Uipathでのファイル操作方法まとめ
>>Uipathでのフォルダ・ディレクトリ操作方法まとめ
>>Uipathでテキストファイルを操作する方法まとめ
>>UipathでCSVを読み書きする方法やパラメータまとめ
>>Uipathでクリップボードを操作する方法まとめ
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>>UipathでEXCEL表にフィルターかける操作方法まとめ
>>Uipathでの小技

Excelのセルに値を書き込む方法

Excelに値を書き込むには、Excelアプリケーションスコープ内で「セルに書き込む」または「ExcelWriteCell」アクティビティを使います。

アクティビティを設置して、以下のようにプロパティを設定します。

<Excelアプリケーションスコープ>
・ワークブックのパス
“C:\wk\test.xlsx”

<セルに書き込み>
・シート名:”Sheet1″
・範囲:”C3″
・値:ot + 20

ここでは、test.xlsxというファイルのSheet1のセルC3に、otと言う変数の値に20を足した値を書き込んでいます。

Excelのマクロを実行する方法

Excelのマクロを実行するには、Excelアプリケーションスコープ内で「マクロを実行」または「ExecuteMacro」アクティビティを使います。

アクティビティを設置して、以下のようにプロパティを設定します。

<Excelアプリケーションスコープ>
・ワークブックのパス
“C:\wk\MacroTest.xlsm”

<マクロを実行>
・マクロ名
“test50”

ここでは、MacroTest.xlsmというファイルのtest50というマクロを実行しています。

Excelのセルの色を取得する方法

UipathでExcelのセルの色を取得するには、エクセルアプリケーションスコープ内で「セルの色を取得」または「ExcelGetCellColor」というアクティビティを使います。

<セルの色を取得>
・シート名:”Sheet1″
・セル:”C3″
・出力:ot

ここでは、Sheet1のセルC3の色をotと言う変数に格納しています。このotに格納された値はメッセージボックスで表示することなども可能です。

Excelのセルの色を変更する方法

UipathでExcelのセルの色を変更するには、エクセルアプリケーションスコープ内で「範囲の色を設定」または「ExcelSetRangeColor」というアクティビティを使います。

<範囲の色を設定>
・シート名:”Sheet1″
・セル:”A1:C3″
・色:System.Drawing.Color.Yellow

ここでは、Sheet1のセルA1からC3の色を黄色に変更しました。色は他にもredやblueなどもあります。「…」から式エディターを開きSystem.Drawing.Colorまで入力して.を入力すると色の候補が出てくるので選択できます。

Excelでセルの値を削除する方法

Excelでセルの値を削除するには、エクセルアプリケーション内で「範囲を削除」または「ExcelDeleteRange」というアクティビティを使います。

<範囲を削除>
(入力)
・シート名:”Sheet1″
・範囲:”A1:C7”

ここでは、Sheet1のA1からC7セルの値を削除しています。値だけの削除になります。

Excelでセルを行ごと削除する方法

Excelでセルを行ごと削除するには、エクセルアプリケーション内で「行の挿入・削除」または「ExcelInsertDeleteRows」というアクティビティを使います。

<行の挿入・削除>
(保存先)
・位置:1
・行数:7
(入力)
・シート名:”Sheet2″
・変更の種別:Remove

ここでは、Sheet2の1行目から7行目を行ごと削除しています。

Excelで行を追加する方法

Excelで行を追加するには、エクセルアプリケーション内で「行の挿入・削除」または「ExcelInsertDeleteRows」というアクティビティを使います。

<行の挿入・削除>
(保存先)
・位置:3
・行数:2
(入力)
・シート名:”Sheet1″
・変更の種別:Add

ここでは、Sheet1の3行目から、新たに2行の行を追加しています。

Excelでシートを追加・コピーする方法

Excelでシートを追加・コピーするには、エクセルアプリケーション内で「シートをコピー」または「ExcelCopySheet」というアクティビティを使います。

<シートをコピー>
・コピー先のシート名:”Sheet3″
・コピー先のファイルパス:”C:\wk\test.xlsx”
・シート名:”Sheet1″

ここでは、Sheet1をSheet3と言うシート名でtest.xlsxにコピーしています。このアクティビティでは、他のExcelファイルへのコピーも可能で、コピー先のファイルパスを”C:\wk\test3.xlsx”と変更するとtest3.xlsxにSheetをコピーします。

少し探しただけですが、新規に真っ新なExcelシートを追加する機能はなさそうです。定期的にシートの追加が必要な場合、何かしら1ページコピー元となるシートの用意が必要かもしれません。

Excelで範囲を指定してコピー・ペーストする方法

Excelで範囲を指定してコピー・ペーストするには、エクセルアプリケーション内で「範囲をコピー・貼り付け」または「ExcelCopyPasteRange」というアクティビティを使います。

<範囲をコピー・貼り付け>
(保存先)
・対象シート:”Sheet2″
・対象セル:”A1:C7”
(入力)
・シート名:”Sheet1″
・元の範囲:”A1:C7”

ここでは、Sheet1のA1からC7セルの値をSheet1のA1からC7にコピーして貼り付けています。切り取りはされません。