VB.NETで子画面・別のフォームを操作する方法まとめ
VB.NETで子画面を操作する方法をいくつか紹介します。
子画面・別のフォームを呼び出す方法
ここでは、VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出す方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面から呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.Show()
End Sub
End Class
ここでは、「Dim fm2 As New Form2」でForm２を新しく生成しています。
そして「fm2.Show()」でフォーム2を表示しています。このShowメソッドで表示した場合、親画面、子画面とも自由に触れる状態となります。
もし、子画面で絶対に何か入力させたり操作をさせたい場合には、「ShowDailog」メソッドを使います。ShowDialogで表示させた場合、フォーム2で何か操作、あるいは閉じるなどしなければ親画面であるフォーム１を触ることが出来ません。
入力した文字を別のフォームや子画面で取得する方法
ここでは、VB.NETで入力した文字を別のフォームや子画面で取得する方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面から呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.StartPosition = FormStartPosition.CenterParent
fm2.Label1.Text = TextBox1.Text
fm2.ShowDialog()
End Sub
End Class
ここでは、「fm2.Label1.Text = TextBox1.Text」でForm１のテキストボックスのテキストプロパティ（入力された文字）を取得し、Form2のラベルのテキストプロパティに代入しています。
子画面・別のフォームをモーダル表示で呼び出す方法
ここでは、VB.NETで子画面・別のフォームをモーダル表示で呼び出す方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面からモーダル表示で呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.ShowDialog()
End Sub
End Class
ここでは、「Dim fm2 As New Form2」でForm２を新しく生成しています。
そして「fm2.Show()」でフォーム2をモーダル表示で表示しています。
ShowDialogで表示させた場合、フォーム2で何か操作、あるいは閉じるなどしなければ親画面であるフォーム１を触ることが出来ません。
子画面・別のフォームを親画面の中央に呼び出す方法
ここでは、VB.NETで子画面・別のフォームを親画面の中央に呼び出す方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面から呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.StartPosition = FormStartPosition.CenterParent
fm2.ShowDialog()
End Sub
End Class
ここでは、「fm2.StartPosition = FormStartPosition.CenterParent」でForm２の表示開始位置を親画面の中央であるCenterParentを指定しています。これで親画面の中央に子画面を呼び出すことが出来ます。
子画面・別のフォームを画面全体の中央に呼び出す方法
ここでは、VB.NETで子画面・別のフォームを画面全体の中央に呼び出す方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面から呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.StartPosition = FormStartPosition.CenterScreen
fm2.ShowDialog()
End Sub
End Class
ここでは、「fm2.StartPosition = FormStartPosition.CenterScreen」でForm２の表示開始位置を画面全体の中央であるCenterScreenを指定しています。これで画面全体の中央に子画面を呼び出すことが出来ます。
子画面・別のフォームを画面全体の左端に呼び出す方法
ここでは、VB.NETで子画面・別のフォームを画面全体の左端に呼び出す方法を紹介します。
VB.NETで子画面・別のフォームを呼び出すには、事前に呼び出したいフォームを作っておく必要があります。画面上部のプロジェクト→Windowsフォームの追加→Windowsフォームでフォームを追加しておきます。以上を踏まえた上で呼び出したい親画面から呼び出します。
＜サンプル＞
Public Class Form1
‘子画面呼び出しボタン
Private Sub testBtn_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles testBtn.Click
Dim fm2 As New Form2
fm2.StartPosition = FormStartPosition.Manual
Location = New Point(0, 0)
fm2.ShowDialog()
End Sub
End Class
ここでは、「fm2.StartPosition = FormStartPosition.Manual」でForm２の表示開始位置をマニュアルで指定するように記述しています。
さらに「Location = New Point(0, 0)」で画面全体の左端の座標を指定してFormを表示するようにしています。