EXCELから範囲指定でデータを読み込む方法

ここでは、UipathでEXCELから範囲指定でデータを読み込む方法を紹介します。

データの読み取り方法

今回は次のようなEXCELファイルを読み込みます。

EXCELデータの読み取りには、EXCELアプリケーションスコープを使用します。

EXCELアプリケーションのアクティビティをダブルクリックして開きます。
ここにEXCELファイルのパスを入力してください。

そして、範囲を読み取るアクティビティ(EXCEL READ RANGE)を配置します。
シート名と範囲を指定してください。範囲に”A1:C3″としておくと、この範囲のデータだけが読み込まれます。

データの確認

今回はデータの確認にも、EXCELアプリケーションスコープを使って、別のEXCELファイルに出力してみましょう。

まずは、EXCELアプリケーションスコープを配置します。

EXCELアプリケーションスコープをダブルクリックします。
出力するEXCELファイルのパスを指定します。もしそこに該当するEXCELファイルが存在しない場合は、新規に作成されます。

そして、実行(DO)の中には、範囲に書き込む(ExcelWriteRange)を配置します。
シート名、出力範囲、データの元となるデータテーブルを指定します。

また、ここでは右のプロパティで、ヘッダーの追加にチェックを入れています。
これでヘッダーも出力されます。

これで実行です。結果はご覧の通り、result1というExcelファイルにtest1のファイル内容が出力されています。
test1ファイルのA1:C3の結果が出力されました。

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